共産・志位氏、退任の意向=後任は田村氏有力―午後に新体制決定・党大会

共産党の志位和夫委員長(69)は退任する意向を固めた。在任期間は歴代最長の23年を超えており、世代交代を図る狙いがある。後任には田村智子政策委員長(58)が有力視されている。党幹部が18日、明らかにした。4日間の日程で開かれてきた第29回党大会は18日午後に新たな幹部人事を決定して閉幕する。
志位氏は2000年11月の第22回党大会で委員長に就任。天皇制や自衛隊を当面容認する立場に転じるなど、党の「ソフト路線」を推進。国政選挙では「野党共闘」の実現に尽力した。今後は06年に不破哲三氏が退任して以降空席となっている議長に就くとの見方がある。
[時事通信社]

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