病室の洗面台蛇口からレジオネラ菌、女性患者が肺炎で死亡…新潟市民病院

新潟市民病院(新潟市中央区)は19日、入院中だった市内の70歳代女性が昨年10月、レジオネラ菌による肺炎で亡くなる医療事故があったと発表した。
同病院によると、女性は同月中旬に新型コロナウイルスによる重症肺炎で入院。回復傾向にあったが、入院10日後頃から再び症状が悪化したため再検査したところ、レジオネラ菌による肺炎と診断された。抗菌薬による治療を行ったが、死亡した。
同病院などが調べたところ、女性の病室の洗面台にある蛇口から出る水から遺伝子型が一致するレジオネラ菌が検出された。女性は、 口腔 ケアに洗面台を利用しており、同病院は女性がこの水を口に含んだことでレジオネラ菌に感染した可能性があるとしている。

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