契約者以外が部屋に住むことを隠して賃貸借契約を結んだとして、愛知県警は22日、いずれもオウム真理教の後継主流派「アレフ」の在家信者で、無職、金村泰成(31)=名古屋市中区=と、会社員、和泉大介(31)=同=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2021年4月10日、名古屋市中区のマンション一室に契約者である2人以外が住むことを隠して賃貸借契約を結ぶなどしたとしている。
金村容疑者は「言いたくありません」、和泉容疑者は「間違いありません」と話しているという。
県警公安1課によると、マンションはアレフ名古屋施設(名古屋市中区)の近くにあり、部屋では2人のほか複数の在家信者が集団生活を送っていたという。警察署に寄せられたアレフに関する相談を端緒に県警が捜査していた。