大雪の影響で岐阜県関ケ原町の名神高速道路関ケ原インターチェンジ(IC)付近で24日朝から続いている車両の立ち往生について、中日本高速道路は24日午後11時の時点で上下線に約460台の車両が残されていると発表した。同日午後2時の時点より約300台減少しており、立ち往生は解消に向かっているという。
中日本高速道路によると、関ケ原IC付近では24日午後2時の時点で上り線5・5キロに約270台、下り線6・6キロに約500台が滞留。同社や、岐阜県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊が除雪作業を進めた結果、同日午後11時現在、立ち往生している車両は上り線約1・6キロに約110台、下り線約4・4キロに約350台まで減ったという。
地元消防によると、立ち往生した車両2台の50代男性、5歳と1歳の男児の計3人が体調不良を訴えて救急搬送されている。【山下俊輔】