車で男性会社員（４６）を約１キロ引きずってひき逃げし、死亡させたとして、大阪府警高槻署は２７日、自動車運転処罰法違反（過失運転致死）や道交法違反（ひき逃げ）の疑いで同府吹田市の会社員、柴田洋志容疑者（５８）を逮捕した。「麻袋のようなものをひいたと思った」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は２７日午前２時１０分ごろ、大阪府高槻市の国道１７１号で軽自動車を運転し、道路上に座り込んでいた府内に住む男性会社員と衝突し、事故現場から約１キロ引きずって救護措置などを取らなかったとしている。男性会社員は搬送先の病院で死亡確認された。
同署によると、柴田容疑者は事故から約２０分後に自ら１１０番。「人と思わなかった」と供述し、同署が詳しく調べを進めている。