能登半島地震4週間 気象庁「今後2~3週間は震度5弱以上に注意」

能登半島地震が発生して4週間となった29日、気象庁は引き続き今後2~3週間程度は最大震度5弱以上の地震に注意するよう呼び掛けた。
気象庁によると、1日午後4時~29日正午で震度1以上を観測した地震は1543回。震度1以上の地震は2日に414回観測されたのがピークで徐々に減少し、20日以降は1日あたり10回前後で推移している。
ただ、1983年の日本海中部地震や93年の北海道南西沖地震などでは、最大の地震の約1カ月後に大きな地震が発生している。能登半島地震も1日発生当初と比べると5弱以上の地震が発生する確率は低くなっているものの、平常時と比べて発生確率は50倍程度となっており、活発な地震活動への注意が必要だ。【安藤いく子】

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