高校の男性教諭 生徒羽交い絞めにして「スリーパーホールド」生徒は意識失い倒れこみ救急搬送 減給6か月の懲戒処分 教諭「ふざけて、驚かせようと思った」

大阪府教育委員会は府立高校に勤務する男性教諭(48)は去年11月、文化祭で片づけの際に立ち話をしていた生徒を羽交い絞めにして一時、意識を失わせるなどの行為をしたとして減給6か月の懲戒処分にしたと発表しました。 府教委によりますと、去年11月、文化祭の片付けのため、担任するクラスの飲食ブースに戻る途中、下足場の出入り口扉付近に輪になって話していた生徒の1人に対して、プロレスでの締め技の1つである「スリーパーホールド」の形で生徒の首元に両腕を絡めて5秒程度羽交い絞めにしたということです。その結果、生徒は意識を失ってその場に倒れこみました。その後、教諭が生徒の肩をたたいたところ、生徒は意識が戻ったということです。被害生徒は「もう大丈夫です。楽になりました」と話したため、教諭はクラスが行っていた飲食ブースの片づけに戻りました。 しかし、別の場所に移動した生徒は友人と話している最中再び意識を失って倒れこみ、その後救急搬送されました。病院の検査では体に異常はなかったということです。生徒は教諭に恐怖を感じ14日間学校を欠席したということです。 教諭は聞き取りに対して「ふざけて、驚かそうと思った」などと話しているということです。 府教委は男性教諭を減給6か月の懲戒処分にしました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする