仮設住宅への入居開始 18世帯55人が順次入居予定 石川・輪島市 ボランティアの受け入れも加速 能登半島地震

能登半島地震の発生後、石川県で初めてとなる仮設住宅への入居が輪島市で始まりました。
きょうから入居が始まったのは、輪島市がキリコ会館多目的広場に建設した18戸です。18世帯55人が順次、入居する予定で、さっそく手続きを済ませた入居者が訪れました。
入居者「精神的には楽。気を遣わなくていい。1人だし、いいかなと思って」
ほぼ全域で断水が続く輪島市ですが、給水タンクと浄化槽があり、キッチン、トイレ、風呂で水が使えます。輪島市では現在、530戸の建設が進められていて、これまでに申込みがあったおよそ4000戸の用地にもめどが立ったということです。
一方、ボランティアの受け入れも加速しています。きょうから受け入れを開始したのは、珠洲市と中能登町です。
参加したボランティアは依頼のあった住宅をまわり、地震の影響ではがれたトタンなどを運び出す作業にあたりました。
住民「助かってます。私1人で、こんなん片づけたりできんし」
参加したボランティア「被災者の少し力になれたらよかった」
県が募集する災害ボランティアには、きのうまでにおよそ2万人が登録していて、現在受け入れている5つの市と町に加え、輪島市でも10日から活動を始めます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする