自民、松野博一・下村博文氏ら10人超聴取…政治資金問題で2日目

自民党は3日、東京都内のホテルで、派閥の政治資金規正法違反事件に関係した議員に対する事情聴取を行った。聴取は2日目で、安倍派中枢の「5人衆」の一人である松野博一・前官房長官や、同派元事務総長の下村博文・元文部科学相、同派の中堅・若手ら10人超が対象となった。
聞き取り役は森山総務会長や小渕優子選挙対策委員長らが担った。3日午前から安倍派議員が断続的にホテルに入った。聴取を受けた複数の議員によると、派閥の政治資金パーティー券収入を巡り、還流分を政治資金収支報告書に記載しなかった理由や使途、訂正項目などについて説明を求められたという。「国民に対してどう思うか」と問われた議員もいた。
聴取対象は90人弱に上る見込みだ。自民は聴取を早期に終えて報告書をとりまとめたい考えで、日曜日の4日も実施する方針だ。

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