国民民主党はきょう、ガソリン税の一部を引き下げる「トリガー条項」について、与党との協議から離脱することを正式に決めました。
国民民主党 玉木雄一郎代表「(裏金問題で)自民党自身の政策推進力や調整力を著しく低下させて、難しい、ただでさえ難しい減税という政策を進めることができなくなったことは極めて残念」
国民民主党はきょうの両院議員総会で、「トリガー条項」をめぐる自民・公明との3党協議から離脱することを正式に決めました。
玉木代表は「トリガー条項」の凍結解除に「政治生命をかける」と明言していましたが、与党側の慎重な姿勢は変わりませんでした。
自民党幹部「離脱は想定内。玉木代表も自分の足元を固められていないから、このまま協議を継続するのは難しいんだと思う」
きょう、記者から自身の責任について問われた玉木代表は…
国民民主党 玉木雄一郎代表「最後まで諦めずに、国民のためのガソリン値下げを実現していくことで責任を果たしていきたい」
代表を続投する考えを示しました。
しかし、党内からは「『政治生命をかける』と言えば普通は議員辞職だ。軽く『政治生命』という言葉を使ってほしくない」との声もあがっています。