天皇、皇后両陛下は９日、来日したケニアのルト大統領夫妻と皇居・宮殿で会見し、昼食を共にされた。昼食会には秋篠宮さまと、両陛下の長女愛子さまが同席した。愛子さまが皇居で催された外国賓客との昼食会に出席したのは初めて。
宮内庁によると、会見で天皇陛下は、能登半島地震に伴う大統領からのお見舞いメッセージに謝意を示し、同国で起きた干ばつと洪水にお見舞いを述べた。
愛子さまは紹介の場で同国公用語のスワヒリ語であいさつし、大統領から上手だと褒められた。昼食会の席では、隣に座った大統領や同国の女性閣僚と英語で積極的に会話し、大統領から「ぜひともケニアに」と招請を受け、「ありがとうございます」と答えていたという。
［時事通信社］