能登地震の災害ごみ、福井県知事が一部受け入れ表明…石川県の馳知事「復興まで道のり長く感謝」

能登半島地震で発生した大量の災害廃棄物(災害ごみ)について、福井県の杉本達治知事は10日、石川県庁で馳浩知事と面談し、福井県内の施設で一部処理するとの考えを伝えた。
面談終了後、杉本知事は報道陣に「がれき処理を県で受け入れることを想定している。ボランティア派遣も継続的に行いたい」などと述べた。馳知事は「福井県には人的、物的にバックアップしてもらっている。復興まで道のりは長く、感謝する」と話した。
災害ごみは石川県全体で約244万トンに上る見通しで、年間ごみの排出量の約7年分に相当する。奥能登4市町では59年分(約151万トン)になるという。

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