5歳の女児に冷水を浴びせるなどの暴行を加えて死亡させたとして、青森県警は15日、母親の青森県八戸市、無職の女(21)、交際相手で同居する無職の男(31)を傷害致死容疑で逮捕した。女児の体には複数のあざがあり、県警は日常的な虐待があったとみて調べる。
発表によると、2人は共謀して1月7日午後5時頃~同9時半頃、自宅マンションの風呂場で、女児に冷水を浴びせ続けて放置し、死亡させた疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。捜査関係者によると、シャワーの水をかけ続けたという。
同9時半過ぎ、女が「子どもの意識がなく、呼吸もしていない」と119番し、救急隊が駆けつけた際、女児は心肺が停止していたという。司法解剖の結果、死因は低体温症による急性循環不全だった。