【速報】SNSで迷惑動画拡散 吉野家で『紅しょうが』”直箸”で食べた男「懲役2年4か月の実刑判決」業務妨害と大麻取締法違反の罪に問われる

大阪市内の牛丼店で、共用の容器に入った紅ショウガを、自分の口に入れた箸でかき込み、店の業務を妨害したなどの罪に問われていた男(35)。大阪地裁は2月15日、別件の大麻取締法違反事件と合わせ、懲役2年4か月と罰金20万円の実刑判決を言い渡しました。 嶋津龍被告(35)は、2022年9月、大阪市住之江区の「吉野家」で、共用の容器に入った紅ショウガを、一度自らの口の中に入れた箸でかき込むようにして食べて、店の業務を妨害したなどとして、威力業務妨害と器物損壊の罪に問われていました。 捜査段階の取り調べで嶋津被告は「店に迷惑をかけることや、紅ショウガを提供できなくなることは分かっていた」と供述。去年5月に始まった裁判でも、嶋津被告は起訴内容を認めていました。 検察側は大麻取締法違反の罪と合わせ、懲役3年6か月と罰金20万円を求刑していました。 大阪地裁(高橋里奈裁判長)は2月15日、「店舗に与える影響を顧みない身勝手で悪質な犯行」と糾弾。大麻を栽培・所持していた罪と合わせて、嶋津被告に懲役2年4か月・罰金20万円の実刑判決を言い渡しました。 言い渡しが終わると、裁判長は嶋津被告に「しっかり立ち直ってください」と説諭しました。 ▼知人の男がSNSで配信した動画が拡散…その男は罰金30万円の略式命令 この事件は、嶋津被告が紅ショウガをかき込む様子を、被告と一緒に来店していた知人の男(35)がスマートフォンで撮影。SNSに投稿したことで事件が発覚しました。知人の男は取り調べで、「『面白いことをやって』と言ったら、嶋津被告が自分の箸で紅ショウガを食べた。めっちゃ面白くて、みんなに見て欲しかったのでSNSに動画をあげた」と供述。去年6月、大阪簡裁から威力業務妨害の罪で罰金30万円の略式命令を受けています。

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