18日午後、札幌市北区の路上で、50代のタクシー運転手の顔をスマートフォンで何度も殴ったとして、乗客だった29歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む29歳の自称・建設業の男です。 この男は18日午後1時50分ごろ、札幌市北区北32条西5丁目の路上で、50代の男性タクシー運転手の顔をスマートフォンで何度も殴った疑いが持たれています。 警察によりますと、男は乗客でしたが、昼間から酒に酔っていて「行き先が違う」などとからんで運転手と口論になると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。 運転手が「客ともめている」と通報、男は駆け付けた警察官の目前でも暴れるなどし、その場で逮捕されました。
取り調べに対し、29歳の自称・建設業の男は「納得できない。スマホが当たったかもしれないが、わざとではない」と話し、容疑を否認しています。 警察は引き続き経緯などを詳しく調べ、容疑の裏づけをすすめています。