札幌・白石警察署は１９日、札幌市に住む７０代女性の金融機関のの口座から現金５０万円を引き出して盗んだ窃盗の疑いで、札幌市の会社員の女(５３)を逮捕しました。
女は「生活費やクレジットカードの支払い、借金返済のためお金が欲しかった」と容疑を認めています。
警察によりますと、女は去年１０月３０日午後５時５５分ごろ、札幌市豊平区月寒中央通４丁目の現金自動預払機(ＡＴＭ)から現金５０万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、去年１１月２２日に札幌市に住む７０代女性の親族から「おばの資産を管理しているが、身に覚えのない出金がある」という被害の相談がありました。
警察が捜査したところ、防犯カメラの映像などから逮捕に至ったということです。
女は元証券会社の営業担当で、預金を引き出された７０代女性は女の顧客でした。
警察は、何らかの方法でキャッシュカードや暗証番号を取得し女が犯行に及んだとみていて、余罪がないかなど慎重に捜査を進めています。