大阪・中央区の民家に母娘2人の遺体 府警が死因など捜査

23日午後9時40分ごろ、大阪市中央区島之内の民家で、いずれも住民で職業不詳の女性(92)と長女(67)が死亡しているのが発見された。2人に目立った外傷はなく、大阪府警南署が死因などを調べる。
同署によると、同日午後8時55分ごろ、女性と「連絡が取れない」と女性の孫が110番。署員とともに現場に駆け付けた救急隊員は、玄関外側のシャッターが閉まっていたため、はしごで2階の無施錠の窓から進入。1階の土間で倒れている女性と、2階の寝室の床で倒れている長女を発見した。いずれも腐敗が進んでおり、その場で死亡が確認された。
女性はパジャマ姿でズボンが脱げており、2階に続く階段の途中にズボンが落ちていた。長女はパジャマ姿。室内には財布が残され、荒らされた形跡もなかった。
女性は昨年末に親族と電話で会話をしていたといい、同署は2人が死亡した経緯を調べている。

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