和歌山県の潮岬沖で漁船同士が衝突し、１人が行方不明で、現在も捜索が続いています。 串本海上保安署によりますと、衝突したのは２３日の午前９時ごろで、漁船「明宝丸」に１人で乗っていた男性船長（７６）が行方不明になり、巡視艇が捜索しています。 もう一方の漁船に１人で乗っていた男性船長（７０）にけがはありませんでした。 当時、周辺は雨の影響で視界が悪く、無事だった船長は衝突するまで船に気づかなかったということです。 「明宝丸」の船長は船を走らせながら釣糸を垂らして餌が泳いでいるように見せるカツオケンケン漁をするため現場海域へ向けて出港していたということです。