自民党の派閥の裏金事件を受け、安倍派で事務総長を務めた下村元文部科学大臣が衆議院の政治倫理審査会に出席する意向を党幹部に伝えたことが分かりました。
下村氏はJNNの取材に対し、政治倫理審査会に出席する考えを党幹部に伝えたと明らかにした上で、「党と相談して説明責任を果たしていきたい」と話しました。
下村氏は、安倍元総理が2022年4月にキックバックの中止を決めたあとの経緯を知る幹部の一人です。
先日の政倫審では、キックバックの復活をめぐって西村前経済産業大臣と塩谷元文部科学大臣の発言が食い違いを見せていて、下村氏の発言が注目されています。