日本三景のひとつ京都府宮津市の天橋立では、沿岸部に堆積したカキの殻を取り除く活動が行われました。 天橋立周辺では、水質の変化などによるカキの異常繁殖で大量の殻が溜まり、景観の悪化や漁業などへの影響が問題となっています。 これを受け、2015年からは学生ボランティアや地元住民らが定期的にカキの殻を取り除く活動を行っていて、3日は府の内外から約70人が参加しました。 (参加したボランティア)「思っているよりカキが多くて、正直びっくりしています。でも頑張って、全部取って帰りたいと思います」 3日に回収された殻は約3トンに上り、今後、農業用の肥料として果樹園などで活用されるということです。