立民・岡田幹事長、自民・茂木氏らの政治資金移動を批判…「一種の抜け穴で脱法的だ」

立憲民主党の岡田幹事長は5日の記者会見で、自民党の茂木幹事長ら一部議員が政治資金を政党支部などから、使途の公開基準が緩い政治団体に移動させていることについて、「一種の抜け穴で脱法的だ」と批判した。
4日の参院予算委員会では、立民の蓮舫氏が2013~22年の10年間にわたり、茂木氏が3億2240万円、新藤経済再生相は2億6000万円、小泉法相は約7800万円をそれぞれ移動させたと指摘した。
政治資金規正法は政党支部などの「国会議員関係政治団体」について、人件費を除く1万円超の支出について政治資金収支報告書への記載を求めている。一方、資金の移動先である「その他の政治団体」では、事務所費などの支出が記載不要で、記載が必要な政治活動費も5万円以上からとなっている。

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