日大アメフト部をめぐる違法薬物事件で、警視庁がきょう、新たに元部員の男子学生1人を書類送検したことがわかりました。
麻薬特例法違反の疑いで書類送検されたのは、日本大学アメリカンフットボール部に所属していた元部員の3年生の男子学生1人です。男子学生は、去年2月、東京・中野区にあるアメフト部の寮で、大麻を違法薬物と認識したうえで所持した疑いがもたれています。
日大アメフト部をめぐっては、去年、部員3人が逮捕、1人が書類送検されたことなどを受け、去年12月に廃部となり、先月にも、OBと元部員のあわせて6人が書類送検されていました。
逮捕・書類送検はあわせて11人となり、警視庁は今回の書類送検で、一連の違法薬物事件の捜査を終結する方針だということです。