「出世の登竜門」自民党青年局長〝ダンサー口移し〟報道でジ・エンド 中曽根康隆氏も辞任

自民党の若手議員らが露出度の高い女性らを招いて過激ダンスショーを行ったことが明らかになり批判が殺到している。女性ダンサーに口移しでチップを渡す姿もあったという。その場にいた自民党青年局の藤原崇局長(岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)が辞任した。
産経新聞は「〈独自〉自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出」と報道。記事によると、昨年11月に自民党の若手議員らが参加した和歌山県内の会合に過激な衣装の女性ダンサーが招かれ、ボディータッチがあっただけでなく、女性ダンサーの尻を触った人もいたという。
さらに記事の写真が衝撃だった。下着姿のような女性が男性の正面から両手を首に回して密着せんばかりの様子が写っていたのだ。さらに、写真の奥にある壇上にも露出度の高い女性がいた。SNSでは「全然青年じゃないし、やってることは古いオッサン」「不適切にもほどがあるだろ」「裏金の使い道はこれか?」と批判が殺到している。
自民党関係者は「懇親会には50人が参加したそうです。参加者は懇親会に公費が使われていないとしています。事実関係はこれから詳しく調べられるそうですが、あきれてしまいます」と憤慨した。
青年局が発行したパンフレットによると、青年局長の藤原氏は弁護士で、丸山和也参院議員のもとで秘書を務めたこともあるという。岩手3区では立憲民主党の小沢一郎衆院議員と対決し、2021年の衆院選で勝利。「岩手の〝大物〟キラー」と紹介されていた。局長就任は昨年9月だった。
永田町関係者は「青年局長は出世の登竜門とされています。過去には小泉進次郎氏も務めていますし、さかのぼれば岸田文雄首相も経験しています」と指摘。大事なところでつまずいてしまった。

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