実父からの性被害「実名・顔出しでお伝えし、少しでも社会が変われば」告訴した娘が会見で思い語る「私で最後に」厳罰求める

富山県で当時10代だった娘に性的暴行を加えたとして父親が逮捕された事件で、娘が会見を開き「家庭内で性被害にあった人たちの力になりたい」と話しました。 捜査関係者などによりますと、富山県黒部市の会社役員・大門広治容疑者(52)は、2016年に当時高校2年だった実の娘に対して性的暴行を加えたとして、準強姦の疑いで今年3月6日に逮捕されています。去年6月、娘の告訴を受けて、警察が捜査していました。 3月12日、娘の里帆さん(24)が富山市内で初めて会見を開き、父親への厳罰を求めたうえで、声を上げた思いを話しました。 (福山里帆さん)「実名・顔出しで皆さんにお伝えして、少しでも社会が変われば、こういった被害がなくせるかなと。(家庭内性被害の被害者は)私で、できたら最後にしてほしい」 大門容疑者は逮捕直後の調べに黙秘していたということです。

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