2022年12月にうるま市石川の路上で歩行中の男性が右腰付近をナイフで刺されたとされる事件で、石川署は11日、虚偽の通報をしたとして、同市の飲食店経営の容疑者(38)を偽計業務妨害の容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。署は容疑者が自分で刺したとみて動機を調べている。
容疑者は「知らない人に刺された」と消防に通報。帰宅途中に後ろから面識のない男に声をかけられ、右腰付近を小突かれナイフが刺さっていたと説明していた。
署によると発生直後、20人以上の署員らが付近の防犯カメラの解析や周辺の聞き込みをしたが、不審人物は見つからなかった。