大阪市浪速区の46階建てタワーマンションで昨年7月、商談中の男性が殴られ現金約7千万円が奪われた事件で、大阪府警捜査1課は13日、強盗傷害の疑いで、指示役とみられる住所不定の無職、仲村渠(なかんだかり)圭吾容疑者(24)ら20代の男6人を新たに逮捕したと発表した。一部の容疑者は起訴されたり、処分保留で釈放されたりしている。
事件は昨年7月18日午後2時25分ごろに発生した。タワマンの29階ラウンジで、自営業の男性(62)が住人の男と暗号資産の取引をしていた際、入室してきた別の男に催涙スプレーをかけられて現金を奪われた。府警は昨年7~9月、住人の男含む実行役などとみられる男5人を同容疑で逮捕していた。