自民党の派閥の裏金事件をめぐり、公明党の石井幹事長は安倍派幹部らが行った政治倫理審査会での弁明について、「無責任のそしりを免れない」と批判しました。
安倍派幹部の世耕前参院幹事長らはきのう、参議院・政治倫理審査会に出席し、派閥側からのキックバックが不記載になっていたことについて「報道で明らかになった後に知った」などと釈明しました。
公明党 石井啓一幹事長「政治資金収支報告書も秘書に任せていて、その不記載であったということを初めて知ったと。これはちょっと無責任のそしりは免れないのではないかなと」
公明党の石井幹事長はこのように批判したうえで、「秘書任せにしていて、私は知らなかったという言い訳を通用しないようにしたい」と話し、政治資金規正法の改正の必要性を訴えました。