京都府内の焼き肉店を利用した台湾からのツアー客男女11人が下痢や吐き気など食中毒症状を訴え、病院へ搬送されました。11人はいずれも軽症だということです。 21日午後8時ごろ、兵庫県西宮市内にあるホテルから「利用客に食中毒の症状が出ている」と消防に通報がありました。 消防によりますと、台湾からのツアー客約30人が20日に京都府内の焼き肉店を利用しましたが、うち男女11人が利用後に吐き気や下痢の症状を訴えているということです。 11人はその後もツアーを回っていたということですが、21日午後7時半ごろに西宮市内のホテルに到着、ホテル側が客に代わり消防に通報したということです。 症状を訴えている11人は病院へ搬送されましたが、いずれも歩行可能で重症者はいないということです。 消防などは詳しい状況を調べています。