【速報】小林製薬「紅麹問題」入院者数が177人に増加 医療機関の受診者は998人に

小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人から健康被害を訴えている問題で、2日までに入院者数が177人に上っていることを厚生労働省が明らかにしました。 この問題をめぐっては、4月1日時点でサプリ摂取後に腎疾患が疑われる5人が死亡、入院者数は166人にのぼっていましたが、厚労省によりますと、その後、2日時点で入院者数が177人まで増加したということです。 また、小林製薬からの報告で医療機関を受診した人は998人に上っているということです。一方で新たな死者は確認されていないとしています。 さらに小林製薬への相談件数は4月2日までに延べ約3万6000件寄せられているということです。また、厚労省へのコールセンターには、2日までに約2500件の相談が寄せられているということです。 サプリの原料となる「紅麹」を製造していた大阪工場は去年12月に老朽化を理由に廃止され、使われていた製造ラインは現在、紀の川市にある関連会社の工場に移されています。厚生労働省は3月30日と31日の2日続けて、大阪市にある小林製薬の工場と和歌山県紀の川市にある関連会社の工場へ立ち入り検査を行いました。

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