東京都は今年度から男性も“不妊検査”を実質無償で受けられるよう支援を始めます。
東京都では、昨年度から都が開催する妊娠・出産に関する講座を受講した18歳から39歳の女性を対象に、卵巣内に残る卵子の数を調べる「AMH検査」の費用を全額負担しています。
一方で、都は「不妊の原因の半分は男性にある」などとされていることから、今年度から精液検査などを受ける男性に最大で2万円を助成することを決めました。
精液検査の費用は、一般的には2万円以下に収まるということで、実質無償で検査を受けることができます。
対象は、女性と同様に関連講座を受けた18歳から39歳とする方針で、具体的な開始時期などを調整しているということです。