暴力団組員と金銭トラブルになった50代の男性を東京・渋谷区の暴力団事務所に1週間以上、監禁したとして、組長の男が警視庁に逮捕されました。
逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは指定暴力団「関東関根組」系暴力団組長の渡辺努容疑者(50)で、組員らと共謀し、先月15日からの8日間、50代の男性の足首を結束バンドで縛るなどして渋谷区の組事務所に監禁した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、男性はこの暴力団の組員の知人で、先月15日に新宿区の喫茶店で車をめぐる金銭トラブルについて話した後に組事務所に連れ去られ、監禁されたということです。
男性は隙をみて逃げ出し、近所の住人に助けを求め、事件が発覚しました。
取り調べに対し、渡辺容疑者は容疑を認めているということです。