兵庫県高砂市の河川敷で、駐車中の車の中から心10歳の男の子と3歳の女の子が心肺停止の状態で見つかりその後死亡した事件で、警察は27歳の母親を殺人の疑いで逮捕しました。 警察などによりますと、4月9日午後11時前、兵庫県高砂市の加古川の河川敷で「子どもが死んでいる」と110番通報がありました。 警察官が駆け付けたところ、加古川市に住む長男の永松旺駕君（10）と長女の玲央楠ちゃん（3）が口から泡を吹いて倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。 通報した母親は運転席にいたといい、警察官が窓をノックすると出てきたということです。意識がもうろうとしていて、病院に搬送され手当てを受けていました。 加古川市によりますと、母親は去年6月市に夫婦間の悩みを相談していたということです。車の助手席には練炭が残されていたことから、警察は母親が無理心中を図ったとみて調べていました。 その後警察は16日に母親の永松露音容疑者(27)を殺人の疑いで逮捕しました。警察の取り調べに対して、永松容疑者は容疑を認めているということです。