JR九州大分支社は26日、大分駅(大分市)のみどりの窓口で、重さ約1キロの棒状のステンレス材が天井を突き破って落下する事故があったと発表した。けが人はいなかった。
支社によると、同日午前7時過ぎ、金属の落下音に気づいた駅の係員が、1番窓口付近の床にステンレス材(縦3・2センチ、横2センチ、長さ2メートル)が落ちているのを見つけた。床から3・8メートルの高さにある天井の石こうボードには穴が開いていた。
窓口は午前7時の営業開始直後で客はおらず、現場に居合わせた係員2人も無事だった。支社は付近への立ち入りを規制した上で営業を継続した。
ステンレス材の用途は不明で、支社は「お客様に迷惑と心配をかけて申し訳ない。原因究明と再発防止に努める」としている。