市営バスの元運転士 当て逃げ事故起こした疑いで書類送検 ドラレコ窃盗で隠ぺい図ったか 大阪・高槻市

大阪府高槻市の市営バスの運転士だった男性が、当て逃げ事故を起こした疑いで書類送検されました。元運転士はすでにドライブレコーダーを盗んだ疑いで逮捕されていて、警察は事故の隠ぺいを図ったとみています。
高槻市営バスの元運転士(50)は1月、高槻市緑が丘の営業所で自身が運転していたバスの車内から、ドライブレコーダー1台を盗んだとして、2月に逮捕されました。
元運転士は警察の調べに容疑を認めていて、「会社に対する嫌がらせだった」と話していました。
その後の捜査で、事件の直前、元運転士のバスが高槻市内の住宅のブロック塀に接触する事故を起こしていたことが判明。
元運転士は事故を申告せずに運転を続けたとして4月30日、道路交通法違反(事故不申告)の疑いで書類送検されました。
当時、バスには乗客もいましたが、けがはありませんでした。
元運転士は既定の運行ルートから外れて事故を起こしたとみられ、警察は事故を隠ぺいする目的でドライブレコーダーを盗んだ可能性があるとみて調べています。

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