北海道・函館中央警察署は4月30日、函館市内に住む40代の男性が暗号資産（購入価格合計130万円）を送金させられだまし取られる投資詐欺事件が発生したと発表しました。
警察によりますと、男性は出会い系サイトで知り合った「宮本美和」という女を名乗る者とLINEでやり取りをしているうちに暗号資産の投資話を持ちかけられたということです。
「宮本美和」は自称・台湾人でLINEでは不自然な日本語を使っていました。
「宮本美和」から暗号資産に投資すれば利益が出るという投資話を信じた男性は、自宅からスマートフォンを使って指示された投資アプリ「FFRDDOM」で4月15日に30万円分、4月17日に100万円分の暗号資産を送金したということです。
男性は4月17日に「宮本美和」からさらなる送金を求められ不審に思い返金を求めたところ、「COCO」というカスタマーセンター職員を名乗るLINEのアカウントを紹介されました。
男性は「COCO」に返金を求めましたが応じてもらえず、投資アプリを凍結され連絡がつかなくなったということです。
4月27日、男性が警察に相談したことで事件が発覚しました。
警察は詐欺電話などが来たら「♯9110」に相談してほしいと呼びかけています。