車炎上し2歳女児と“母親”死亡 夫婦間でトラブルか 飲酒も… 愛知・半田市

3日未明、愛知県半田市で軽乗用車が炎上し、2歳の女の子とその母親とみられる2人が死亡しました。事故の前、車には母親の夫も乗っていました。2人は飲酒していたということです。

愛知県半田市で軽乗用車の事故が発生。激しく燃え上がった車は真っ黒になり、もとの形もわからないほどに。車に乗っていたのは、母親と幼い子ども2人でした。
記者
「車は交差点を越えたあと、こちらのガードパイプがあった場所に衝突したということです」
警察などによると、3日午前2時ごろ、軽乗用車がガードパイプに衝突し横転。その衝撃で、車が炎上したというのです。
目撃者
「爆発みたいな音がして、火柱があがっていて、そこから煙があがっていた」
目撃者
「もう丸焦げ。前がぐちゃぐちゃで原形がなかった」
車に乗っていたのは、27歳の母親。そして4歳と2歳の娘です。母親とみられる遺体が見つかったほか、岡村咲良ちゃん(2)が、車の外に投げ出され、病院に搬送されましたが、約1時間後に出血性ショックで死亡しました。4歳の娘は、車内から助け出され、命に別条はないということです。
現場の街路樹には車の部品とみられるものや、車内にあったものなのか、ぬいぐるみも引っかかったまま。事故の衝撃の強さを物語っていました。
午前2時に起きた痛ましい事故。この時間、母親はなぜ幼い娘2人を乗せ、車を運転していたのでしょうか。
捜査関係者によると、事故の前、車には父親も乗っていましたが、母親と父親が車内でトラブルになったとみられています。2人は飲酒していたということで、助手席に乗っていた父親が車を降りたあと、母親が運転する車が娘2人を乗せたままガードパイプに突っ込んだとみられています。
警察は、父親から話を聞くなどして、事故の原因を調べています。

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