参加する馬は去年の半数に…骨折した馬の殺処分に批判相次いだ『上げ馬神事』4日から壁を無くすなどして開催

三重県桑名市の多度大社で行われる「上げ馬神事」が、5月4日から始まります。骨折した馬の殺処分に批判が相次いだことを受け、壁をなくすなどの対策をして形を変えました。 約700年の歴史を持つとされる多度大社の上げ馬神事は、5月4日・5日の2日間で行われ、朝から準備が進んでいます。 上げ馬神事では、高さ2mの土壁を乗り超えた回数で1年の吉凶を占っていました。しかし2023年、骨折した馬が殺処分されたことに全国から批判が相次いだことから、壁を無くして坂を緩やかにするなどの改善策が取られました。 24年は、批判を受けて馬を準備できなかったことなどから、参加する馬は23年の半分となりました。 5月4日午後1時ごろから「上げ馬」が始まり、6頭の馬が挑戦します。

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