乾燥大麻を営利目的で所持していた疑いで、43歳の建設作業員の男が逮捕されました。自宅の電気使用量は一般家庭の約3倍、自宅で栽培していたとみられます。大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、東大阪市に住む建設作業員、成田新一容疑者です。警察によりますと成田容疑者は、東大阪市の自宅で乾燥大麻約44グラム(末端価格約22万円相当)を営利目的で所持していた疑いが持たれています。警察は成田容疑者の認否を明らかにしていません。去年12月、警察庁から大阪府警に「成田容疑者の自宅で大麻を栽培、密売している」と情報提供がありました。その後の捜査で、成田容疑者の自宅の電気使用量が一般世帯の約3倍もあるなど、不審な点があったことから家宅捜索したところ、乾燥大麻のほか、栽培用とみられる照明器具などが見つかったということです。成田容疑者の自宅には複数の男女が出入りしていたということで、警察は成田容疑者が大麻の密売に関与していたとみて調べています。