次期衆院選「堀井学氏では戦えない」…北海道・日高東部3支部、候補差し替え「必要」で一致

自民党派閥の政治資金規正法違反事件などを受け、次期衆院選の対応が注目される自民党の堀井学衆院議員(比例北海道ブロック)について、地元である道9区(胆振、日高地方)の日高東部3支部は9日、候補差し替えが必要との認識で一致した。
浦河、様似、えりもの3支部は、9日の合同役員会で「堀井氏では戦えない」と一致。その上で、「しこりを残さないよう釈明の機会を設けるべきだ」と、丁寧な手順を踏むよう求めることも確認した。
進退について堀井氏は先月、道9区支部の判断に委ねる考えを伝え、地元道議らは今月19日に23地域支部を集めた緊急役員会の開催を決めた。
地域支部間では、最大票田の苫小牧支部が「支部長と認められない」として、賛同を求める文書を作成・配布した一方、政治資金規正法違反事件で党から受けた役職停止1年の処分が「意外に軽かった」と評価して続投を容認する声や、「19日の会場の雰囲気に従う」といった意見もある。

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