衆議院・政治倫理審査会は自民党の派閥の裏金事件を受け、野党が申し立てた安倍派や二階派の議員44人を審査対象にすることを決めました。
午後開かれた衆議院の政治倫理審査会では政治資金収支報告書への不記載があった安倍派や二階派の議員44人について、全会一致で審査を行うことを決めました。すでに政倫審に出席している安倍派の松野前官房長官や二階派の武田元総務大臣ら6人は今回、対象に入っていません。
政倫審への出席は強制ではないため、審査の対象となった議員に対し弁明の希望があるか20日までに確認することにしています。
先月行われた衆議院の補欠選挙の結果、立憲民主党が議席を3つ増やし野党単独で政倫審の開催を申し立てることが可能となっていました。