13日夜、北海道小樽市の住宅で、40代の夫に包丁を突きつけ、殺害しようとしたとして、48歳の女が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、小樽市新光町に住む48歳の自称・会社員の女です。 この女は13日午後9時ごろ、自宅で、40代の夫に「死ねや」と言いながら胸付近に包丁を突きつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。 警察によりますと、夫婦喧嘩がエスカレートすると、女が腹を立て、犯行に及んだとみられています。 夫は抵抗し、包丁を取り上げようとした際、左手の親指の付け根を切りましたが、命に別状はありません。 夫が自ら「妻から包丁を取り上げた。今、押さえている」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で女を逮捕しました。 取り調べに対し、48歳の自称・会社員の女は「包丁を胸あたりに突きつけて『死ねや』とは言った。殺すつもりはなく、脅すつもりだった」などと話しているということです。 警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。