イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻に対する抗議活動が18日、大阪市中心部であった。1948年のイスラエル建国に伴い、多くのパレスチナ人が故郷を追われて難民となった「ナクバ(大惨事)」の日である5月15日に合わせ、御堂筋をデモ行進した。
市民団体「関西ガザ緊急アクション」の主催で、参加者約450人(主催者発表)が、パレスチナの旗や故郷帰還のシンボルである「鍵」を掲げて「虐殺やめろ」「子供を殺すな」などと訴えた。
デモに初めて参加したという大学生、城本有希乃さん(22)は「戦争ではなく虐殺で、看過できるレベルではないと思う。自分も含めて若い人たちがもっと声を上げてアピールしたい」と話した。【久保玲】