最大250人分致死量「青酸ソーダ」盗んだ疑いで男逮捕 大阪公立大の研究室から紛失

大阪公立大がキャンパス内で保管していた青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)などの毒物計50グラムを紛失した問題で、大阪府警が、青酸ソーダを大学の研究室から盗んだとして窃盗容疑で、男を逮捕したことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
紛失したのはシアン化カリウム25グラムと、シアン化ナトリウム25グラムで、最大250人分の致死量に相当する。いずれの薬品も教員の研究室で、開閉が記録される鍵付きの箱に保管されていた。
最後に保管を確認したのは昨年6月下旬の棚卸しで、今年5月2日に同様の作業をした際、紛失が発覚。大阪府警に被害届を提出した。
青酸ソーダは人が口にすれば0・2~0・3グラムで死に至る。

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