万博会場、爆発火災の現場とは別の工区でメタンガス検出 工事は継続

2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は30日、会場となる夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で3月に起きた爆発事故の現場とは別の工区で、低濃度のメタンガスが検出されたと発表した。労働安全衛生規則が定める安全確保の基準の4分の1以下で、工事は継続する。
協会によると、3月28日、トイレの工事中に溶接の火花が地中から発生した可燃性のメタンガスに引火し爆発が起きた。この事故を受け、パビリオンが建設される工区で測定されたメタンガス濃度を確認したところ、1~3月に4カ所で低濃度のガスを検出していたことが判明したという。協会は6月中にも安全対策をまとめる方針。【鈴木拓也】

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