「大麻グミ」製造元社長を3度目逮捕 指定薬物HHCを販売目的所持疑い

合法の大麻類似成分を含むとうたった「大麻グミ」などを製造・販売した大阪市北区の「WWE」元社長らが逮捕された事件で、大阪府警は3日、指定薬物の大麻類似成分HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)を販売目的で所持したとして、医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)の疑いで、元社長ら2人を逮捕したと発表した。
逮捕されたのは元社長、松本大輔(39)と、京都府井手町の同社直営店の元従業員、村田州(しゅう)(25)の両容疑者。松本容疑者は4~5月、近畿厚生局麻薬取締部に同法違反容疑で2回逮捕されていた。
2人の逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、2月中旬、大阪市中央区内の店舗で、HHCを販売目的で所持したとしている。村田容疑者は店長だったとみられる。
府警によると、昨年6月、府内の路上で職務質問した外国人の男女が同社製のグミを所持しているのを発見。鑑定で違法成分が検出された。府警は今年2月に同社製造工場や店舗を家宅捜索。クッキーやグミなど計700点を押収して鑑定したところ、一部からHHCが検出された。

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