和歌山市で20代の男女2人に暴行を加えたうえ、全裸で土下座をさせるなどしたとして、20代の男4人と男の母親が逮捕されました。5人のうち4人は容疑を一部否認しています。
傷害・不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、和歌山市内に住む清掃員の山路大輝容疑者(24)と母親の山路るみ容疑者、ほか20代の男3人です。
警察によりますと、5人は5月12日、山路容疑者の友人の男女2人(20代)を和歌山市内の公園に呼び出し、男性に馬乗りになり、腹部や顔面などを複数回蹴ったほか、女性にも暴行を加えけがをさせたうえ、2人を全裸にし土下座をさせて写真を撮るなどした疑いが持たれています。
警察は被害者の話などから、山路容疑者が2人から交際中の女性の悪口を言われたことに腹を立て、母親らと共謀し犯行に及んだとみています。
警察の調べに対し、5人のうち20代の男1人は容疑を認めていますが、山路容疑者ら4人は「現場で暴力行為があったことは認めるが、自分はやっていない」などと、それぞれ容疑を一部否認しています。