海上自衛隊哨戒ヘリの墜落事故を巡る発言で、鹿児島県鹿屋市の中西市長が、自身の給与を3か月間、10%減額する考えを示しました。
(中西茂市長)「不快な思いをさせたことに、まずはお詫びするのが、第一だと思っております」
今年4月、中西市長は伊豆諸島沖に墜落した海上自衛隊のヘリコプターと同型機が写った切手の贈呈式で、「事故後すぐで値打ちが上がるのでは」と発言しました。中西市長はその日に発言を取り消し、市議会は先月、市長に謝罪や責任をとるよう求める申入れ書を提出していました。
これを受けて、中西市長は10日、自身の給料を来月から3か月間、10%減額する考えを示しました。給与減額のための条例改正案は、今月14日開会の市議会6月定例会に提案されます。