期日前投票スタート「銀座三越」に初の投票所、都内317か所に設置

東京都知事選(7月7日投開票)の期日前投票が21日、都内各地で始まった。
中央区役所には午前8時半から投票所が設けられ、区民が次々と投票に訪れた。同区日本橋浜町の主婦(56)は、「都知事は日本全体にも影響を及ぼす大経営者のような存在。投票日に行けなくなることも考えて早めに来た。知事には、困窮者対策などを期待したい」と話した。
中央区内に設けられる期日前投票所は全5か所。うち4か所は区役所や出張所といった区の施設だが、区選挙管理委員会は今月29日~7月1日、買い物客でにぎわう百貨店「銀座三越」に初めて投票所を設ける。投票率アップが狙いで、区選管の石井操事務局長は、「都の行く末にかかわる大事な選挙。大切な1票なので、ぜひ投票に来てほしい」と呼びかけている。
都選管によると、今回の知事選で都内に設置される期日前投票所は317か所。投票所は近年増え続けており、2020年の前回選から13か所増となった。

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