強盗未遂事件の『ショッカー男』を容疑否認のまま送検 名古屋市の自宅からスマートフォンなど押収 新潟県

19日に新潟市中央区の貴金属買い取り店で起きた強盗未遂事件は、22日に急展開を迎え、現場から360km離れた名古屋市に住む20歳の男が逮捕されました。男は、容疑を否認しています。
【記者リポート】「午前9時半前です。長友容疑者を乗せた車が新潟地検に入っていきました」
強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、名古屋市瑞穂区の自称配達業・長友龍斗容疑者(20歳)です。長友容疑者は、24日午前に新潟地方検察庁へ身柄を送られました。
警察によりますと、長友容疑者は6月19日に新潟市中央区の貴金属買い取り店で、店員に包丁のような刃物を突き付けて「金を出せ」などと脅し、現金を奪い取ろうとした疑いが持たれています。
関係者によりますと、店に押し入った男は『仮面ライダー』に登場する悪役「ショッカー」のような格好をしていました。
長友容疑者は事件の3日後に、名古屋市の自宅にいるところを逮捕されましたが、その際に、スマートフォンなど事件への関連が疑われるもの2点を警察が押収したことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は犯行のいきさつを捜査しています。
調べに対し長友容疑者は、「身に覚えがなく私は強盗はやっていません」と容疑を否認しています。

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