靖国神社に「トイレ」と落書き疑い、中国籍の男を器物損壊容疑で逮捕…仲間の男2人は出国

東京都千代田区の靖国神社で5月、石柱にスプレーで落書きがされた事件で、警視庁公安部は9日、中国籍の埼玉県朝霞市、職業不詳の男(29)を器物損壊容疑などで逮捕した。
捜査関係者によると、男は仲間と共謀して、5月31日午後10時頃、境内入り口付近の神社名が記された石柱に、赤いスプレーで「Toilet(トイレ)」と書くなどした疑い。公安部は周辺の防犯カメラ映像などから男を特定した。
当時、境内では「世界人民は団結しよう」などと中国語で書かれた紙2枚がこま犬に貼られており、公安部が関連を調べている。
公安部は同国籍の仲間の男2人についても同容疑などで逮捕状を取り、行方を追っている。2人はいずれも6月1日に羽田空港から中国に出国したという。

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